レワレワ 1㎏
レワレワRewarewa(Knightia excelsa)は、ニュージーランド原産のスイカズラの木で、赤く変わった形の印象的な花で有名なヤマモガシ科(ヤマモガシ科)の中で最も背の高い植物です。
レワレワは非常に特徴的な木で、ニュージーランドの固有の植物相の中に「そっくりさん」がおりません。
レワレワの木は太陽が大好きです。低木林を通り抜けて成長し、高さ30メートルまでの細い木で、森の低木林の上に独特のポプラのような形で立っています。
もともとレワレワの樹皮の治癒力については古くから研究があり、ニュージーランドの医療植物学で、P J O’Carrollは、レワレワの木の内側の樹皮が、出血を止める作用について記録してあります。驚くほど短期間に治癒するケースをいくつも症例として目の当たりにしたそうです。切り傷からの血流を止めるために、樹皮の内側が生の状態でブッシュマンによって包帯としても使用されていたそうです。
他にも治癒作用の多いレワレワですが、このハチミツも驚くべき治癒能力が備わっています。
ーレワレワハニーの特性ー
抗菌作用を代表されるマヌカハニーのことは、毎日ますます耳にします。しかし、ニュージーランドの奥深い地帯からやってくる他のハチミツのことも忘れてはなりません。
日本でレワレワハニーについて耳にする人はあまり多くないかもしれませんが、ニュージーランドではマヌカハニーに負けないほどよく知られています。キャラメルのような甘さとしっかりとした粘度で食べやすいおやつのようなハチミツです。
レワレワハニーは、かなりのレベルの過酸化物抗菌活性を持っていることがわかっていて、これは抗菌オプションとしてはハチミツの中でもトップクラスと言えるでしょう。
ニュージーランドのハチミツの全体的な抗菌活性に関する調査では、レワレワは、わずか15%の抗菌活性にランク付けされたマヌカハニーよりも29.9%と高い抗菌活性を持っていることがわかりました。レワレワはまた、スーパーオキシド(活性酸素)によって引き起こされる炎症を抑制することが研究で知られています。これはマヌカハニーと同程度です。スーパーオキシド(活性酸素)は酸化ストレスによって生成され、制御されないままにされると、体内に炎症を引き起こし、多くの病気を生み出します。
ここで知っていて欲しいのは、ハチミツのテストはその抗菌性および抗炎症性で評価してはならないことです。
たとえば、レワレワハニーはスーパーオキシド(活性酸素種)活性の抑制の力を示しますが、ハチミツの抗菌活性の主な要因と考えられているフェノール含有量や活性酸素除去力のような抗酸化力ではなく、そのジアシル化合物による抗菌力だと考えられています。つまり、エネルギー総数をあげることによる侵入物に対する処理能力です。そもそも、フェノールやメチルグリオキサールなど抗菌力はパワフルだとしてもそれ自体が過剰なると体内で炎症を起こす要因に転じるようなものです。抗菌力とはいえ、私たちの防御能力そのものを高めてくれる要素にも目を向けて欲しいのです。
ですから、購入する蜂蜜を決めるときにマヌカハニーのような抗酸化物質による抗菌力だけを目安にするのではなく、ハチミツ本来の特性による抗菌力にも注目してみてくださいね。ハチミツの素晴らしさは単糖(ブドウ糖と果糖)の存在でありそのバランスです。TA という指標がオーストラリアにはありますが、こちらの指標も目安になると思います。
そもそもハチミツはすべて、細菌やウィルスによる抗菌の力だけでなく、炎症そのものにも役立つエネルギー的な特性を含んでいることは明らかです。賢く美味しくハチミツを活用し、病知らずの身体を手に入れられますように。
ー食べ方のおすすめー
朝のコーヒーのお供に。
お茶を飲むときのお茶受けに。
午後の一休みのときのひとすくい。
食後のひとさじ。
エネルギーとしては土です。
元気がないときのサポーターとしてもうってつけです。慢性疲労症候群、副腎疲労でお悩みの方へ。